新婚旅行

慶応2年(1866年)に坂本龍馬は、妻・おりょうと日本で一番初めに、新婚旅行へ行ったと言われています。新婚旅行へと行くきっかけとなった、寺田屋事件が起きた京都からどこへ行ったのか、2人で訪れたとされている場所を紹介していきます。 坂本龍馬は「新婚旅行」について、西洋には結婚後に夫婦で旅行へ行く習慣があると、勝海舟から聞いていたと言われています。

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鹿児島

京都から鹿児島に来た坂本龍馬と妻・おりょうは、寺田屋事件によって負った傷の治療に、切り傷に良いと言われている霧島市の塩浸(しおひたし)温泉へ行き、入浴に使用したとされている湯船が、今も残されています。坂本龍馬は、旅行で行った場所の感想などを、姉・乙女に手紙で伝えています。

龍馬とおりょうの像

龍馬とおりょうの像

鹿児島には、「坂本龍馬新婚の旅碑」と、「坂本龍馬・おりょう新婚湯冶碑」の2体の坂本龍馬と妻・おりょうの銅像が建てられています。どちらも2人が新婚旅行で立ち寄った事を記念して、鹿児島市天保山町と姶良郡牧園町に作られました。2体の銅像は、龍馬の左側におりょうが座っているという構図ですが、全く同じ銅像ではありません。

高千穂峰(たかちほのみね)

天の逆鉾

高千穂峰の山頂にある、ご神体として崇められている、天の逆鉾(さかほこ)を見るために、坂本龍馬と妻・おりょうは山を登っています。手紙で登山の様子を、山の絵に書き込まれた文章で、姉・乙女に伝えられています。 天の逆鉾について龍馬は、「天の逆鉾には、天狗の面が付いていて、それはとても面白い顔をしていたので、おりょうと2人で笑った」という内容や、ご神体と崇められている逆鉾を、2人で天狗面の鼻の部分を持って、引き抜いて元に戻した事も手紙に残されています。

犬飼滝(いぬかいのたき)

犬飼滝

坂本龍馬は、霧島市牧園町にある、幅21メートル、高さ36メートルの犬飼滝を、「約100メートルもの高さから落ちてくる様子は、この世のものとは思えない」という内容を手紙に書き、犬飼滝のことを「陰見(いんけん)の滝」と言っています。犬飼滝を気に入った龍馬は約10日間泊まって、川での魚釣りや、ピストルで鳥を撃つなど、楽しく過ごしたと言われています。

霧島神宮

坂本龍馬と妻・おりょうは、旅行中に霧島市霧島田口にある、国の重要文化財に指定されている霧島神宮へお参りに行って1泊しています。姉・乙女に手紙で「とても立派で、歴史を感じさせる雰囲気があるお宮だった」という感想を書いています。

龍馬ハネムーンウォークin霧島

昭和63年(1988年)に、坂本龍馬が新婚旅行で霧島を訪れてから120周年が経過したことを記念して、「龍馬ハネムーンロード大会」が霧島市で行われたのが始まりです。 現在では、「龍馬ハネムーンウォークin霧島」と名前を変えて、龍馬たちが旅行したとされる3月に毎年、2日間にわたるウォーキング大会が開催され、多くの人がこのウォーキング大会へ参加しています。 ウォーキングのコースは、約10キロメートルの霧島温泉コース、約12キロメートルの花はきりしま菜の花コース、約23キロメートルの犬飼・中津川コース、約20キロメートルの隼人・天降川コースの4種類があり、それぞれ距離やチェックポイントが異なっています。

< 龍馬ハネムーンウォークin霧島の案内>

参加資格 国籍・年齢・性別に関係なく健康な方(幼児の参加は、保護者同伴となります) 天候 雨天でも決行しますが、コースが変更されることがあります。
参加料 事前申し込み 一般 1800円、中・高校生 900円、小学生以下 400円  当日申し込み 一般 2000円、中・高校生 1000円、小学生以下 500円
※参加料には、大会誌・大会記念バッジ・保険料・コース図が含まれています。 当日の申し込みの場合には、大会誌・大会記念バッジが含まれません。 ゴールまで完歩した人には、完歩証が贈られます。
また、結婚してから1年以内の夫婦での参加や、第12回の大会以降に4コース全てを完歩した人には、記念品などが贈られます。 問い合わせ先 鹿児島県霧島市国分中央3丁目45番1号  霧島市役所観光課

龍馬ハネムーンロード

日本で1番初めに新婚旅行として、坂本龍馬と妻のおりょうが歩いた経路を、「龍馬ハネムーンロード」と名付けられ、「美しい日本の歩きたくなるみち500選」に選ばれています。 坂本龍馬と妻・おりょうが、霧島で京都・寺田屋の襲撃で負った、龍馬の傷の手当の為に滞在していた温泉や、犬飼滝などをいつでも巡ることが出来る様に、霧島市内には道標が、建てたられています。

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